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2014年10月11日 (土)

東京オリンピック50年周年  聖火台からの風景

            国立競技場の聖火台

朝起きると快晴で澄み切った瑠璃色の空が広がっていました。
こんな日は「東京三十五区物語」の取材日和で朝の8時には家
を出て思いつくままに行き先をきめる。

わたしのお目当ては原宿駅と神宮外苑の絵画館。とても絵にな
る事は間違いなし。まずは、神宮外苑から写真機をぶら下げて
国立競技場の前を歩いている。

そこに、「土足厳禁」と学校の玄関口にありそうな、安い看板が目
にとまった。「参加者はこちらに」なんの意味か解らない。わたしの
ような半端モノには面白い。ひやかして見るに限る。

吸い寄せられるように看板に近づいた。すると奥から「こちらです」
と女性2名が声をかける。まったく意味が全く分からない。

と言うのも、事務用の長机1脚にパイプ椅子が国立競技場の玄関
にあるだけで、それ以外の説明文も看板もないのだから。

吸い寄せられるように、女性のところに行くと「参加費は1000円に
なります」と言う。さすがに頭の中が真っ白になる。こういう時は人間
は面白いモノで素直に1,000円を渡してしまった。

すると、9:30から案内を始めますとパンフレットと首から下げるIDカード
を貰い。意味が分かった国立競技場のオフィシャルツアーの受付だった
のかぁ。と納得したが、さすがにお粗末な受付に閉口した。

わたしは東京オリンピックの世代では無いし思い出も無い。しかし近代史
は私のライフワークだから聖火台をまじかで見てみたいと思った。昭和史
の大切な1ページにいは間違いないのだから千円以上の価値はある。

当然な話で聖火台まで歩いてバックスタンドを歩いて行く。段差の高さが小さい
歩きづらい。すり鉢型をした競技場の頂点を目指して歩みを進めると聖火台
が近づいて来る。

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やおら振り返ると、鮮やかな瑠璃色の空が近くに感じ競技場のトラックが
はるか下界に感じられる。高さは32mと言うけれど50mはあるような高さ。
そして遠くに明治神宮、その先に新宿の高層ビル群がまじかに感じられる。

ここは単に高いところでは無い。
遥か新宿のビル群方向から容赦なく風が吹いてくる。しかも、380度見渡し
ても周りを遮るものはなく至近には聖火台より高いモノは一切ない。

空に手が届きそうな高い瑠璃色の空と私と聖火台。 
わたしの目の位置には瑠璃色の空と無空間がある。
見上げれば藍色の空が広がり先が見えない。
とても神秘的で神聖なものを感じる。

いまから50年前の10月10日午後2時には7万4千人の群衆で埋まった
競技場。もし、この位置から見下ろせたならば、雑然とした競技場の中で
唯一静かな場所だったかもしれないと思う。

平成26年10月10日 聖火台は静かに吊り上げられた。
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一時的に宮城県に貸し出しされると新聞に書いてある。美術的にも
美しい聖火台。でも、まじかで見ても、その神秘性は理解できないと
思う。聖火台は天空と一体となって聖なる火を灯していたのだから。

ああっ、地上より遥か遠く空に近い場所で見る感動は言いようもない。
願わくは2020年のオリンピックでも天空に近い場所に捧げてもらい
たいと思う。
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朝比奈ひなた。
平成26年10月10日








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