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2014年12月21日 (日)

わたしのクリスマスのはなし

クリスマスのはなし

私が十代の頃のおはなし。よくクリスマスプレゼントに何が欲しいと聞かれました。
私は同じ答えを言います。クリスマスカード。

いつも同じ答えなのでクリスマスカードの文面は、丁寧な筆跡で短編の詩を作り書きこんでありました。物を買うことはお金があればできます。メールなら素晴らしい文章を書くことは出来るけど気持ち私には伝わらない。

手紙は字が下手でも1文字1文字を丁寧に書くコトが必要で、文章を書くのは物を買うより時間がかかります。また、あれこれ物思いをしながら気持を綴ります。

 

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ふと、クリスマスカードを整理していると懐かしい文字がありました。


書き出しわぁ

『わぁ。おかあさん 空から白いものが、ふわふわ落ちてきたよ。「雪」と言う妖精さんよ。そっとを出してごらん。あっ。つめたい。それに手の中でとけてしまった。どうしよぉ。

大丈夫。死んだわけじゃないわぁ。あと数時間で世界の風景を変えて銀世界を作ってくれるのよぉ。さあ。もう家の中へ。カゼをひきますよ・・・ほら見てごらん・・・すごいよ。お母さんの言ったとおいりだ。

雪の季節にだけ、この世界を「雪」でうめつくして自分たちの世界を作るのよ。形にはならないの? なら僕が作ってあげる。雪で人を作るのだから「スノーマン」なんてどうかなぁ。』

 

1枚の便箋に丁寧で強い字で書かれています。わたしは最高のプレゼントをもらったとおもいました。
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よく、「サンタクロースをいつまで信じてた」なんて子どもたちが言います。わたしたち大人はどうでしょうか。

きっと、わたしたちの心には、いま、はやりの何でも疑ってかかる
“うたぐりや根性”というものが、しみこんでいるのでしょう。

うたぐりは、目に見えるものしか信じません。

うたぐりは、心のせまい人たちです。

心がせまいために、よくわからないことが、たくさんあるのです。

それなのに、自分のわからないことは、みんなウソだと決めているのです。

けれども、人間が考えられることなんて、大人の場合でも、もともとたいそう限られているものなんでよ。
わたしたちの住んでいる、この限りなく広い宇宙では、人
間の智恵は、一匹の虫のように、そう、それこそ、蟻のように、小さいのです。

この世界で一番確かなこと、それは、子どもの目にも、大人の目にも、見えないものなのですから。

ですから まだ、わたしが見た事のないサンタクロースはいると思うのです。


良いクリスマスを。

 

朝比奈ひなた
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