鐵道趣味誌「鐵道趣味」宮松金次郎 先生を思って。
日本初の鉄道車両を扱った雑誌は
昭和8年(1933)に創刊された雑誌「鐵道趣味」です。
主筆の宮松金次郎先生を中心に、こじんまり始まりました。
いまの鉄道雑誌があるのは宮松金次郎さんの先見之明ですねぇ。
このブログのタイトルは、その雑誌からお借りしました。
不思議な縁で御子息と同じ職場で働いていました。
その時に貴重な写真をみて本当に感動しました。
なんでこんな時代に動いている電車を綺麗に撮れるの?
現在の職業写真家より絶対に優れていると・・・。
いかがですか下記の写真わぁ
宮松金次郎さんが撮った貴重な写真です
昭和14年(8月29日)撮影 湘南電鐵デ1形(後の230形)
撮影場所は横浜駅〜平沼駅間です
後ろに旧横浜駅東口駅舎が見えます
※写真の流用は固くご遠慮します。転載は禁止です
御子息の許可を得て掲載をしています。
宮松金次郎先生のすごいところは
ご職業の傍らに趣味(鐵道写真だけでなく線路配線・技術なども含めて豊富な知識)がすごい! 雑誌まで作ってしまう!!
私の手元にある写真で確認できるのが
昭和16年4月「京浜電鉄デ101」の写真を撮りに行き。
戦後の昭和24年には「営団地下鉄・1000形・100形」の
撮影を再開している点です。これほどの情熱には感嘆に値します。
戦後は鐵道友の会の理事でした。
最後まで鐵道と歩まれた人生に敬服いたします。
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コメント
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車両と共に、架線や信号そして鉄路まで・・・構図が素晴らしすぎます!昭和初期の写真とは思えないですね!
投稿: キハ58 | 2013年8月 5日 (月曜日) 22時31分
こんばんは (◎´∀`)ノ
慕辺未行(ボヘミアン)と申します。
昨夜はつぶやきの返事とポチ、ありがとうございました。
ここ最近の nifty には憤りを感じるほどユーザー心理が分かっていないと思います。
それはさておき・・・、ちょっとブログを覗きに来ました (^_^;;!
実は私、高校生ぐらいまでは”鉄ちゃん”だったのですヨ!で、ちょっと興味惹かれました。
『鉄道ファン』という雑誌をかつてよく読んでいたこと、思い出しました。
私のブログのカテゴリーに『望郷列車写真館』があります。最近はほとんど更新していないカテゴリーですが、もしよろしければ遊びに来てください。
別のブログも拝見しました。
昭和天皇・皇后両陛下の写真、我が家にも似たような写真があります。
戦死した母方の祖父が近衛兵で、残されたアルバムにはビックリするほどの貴重な写真が残されていました。
投稿: 慕辺未行 | 2013年8月25日 (日曜日) 01時12分
初めまして。
「鐡道趣味」宮松金次郎氏検索より当ブログ訪問です。
昨年、戦前の蒸気機関車等の写真を100枚程度入手しまして、調べますと「鐡道趣味」誌の通信販売での購入写真と判明しました。
何しろ戦前の事ですので、ネットですら情報もほとんどなく、RMの名取氏の詳細記事程度でした。
昨年古書店で2号のみですが3000円と高価でしたが参考に購入しました。
ただその後は何の情報もなく時々ネット検索する程度でしたが、本日やっと貴ブログにたどり着きました。
私も昨年11月より某(やふー)ブログにて蒸機メインをしておりますが、宜しければご訪問ください。
投稿: hs777 | 2014年1月17日 (金曜日) 01時27分
hs777 さま。御観覧ありがとうございます。宮松金次郎先生の資料は、私の先輩で御子息が管理されています。運がいいことに私は膨大な資料を見ることができますが、これをどのように皆様に紹介しようか思案中です。実は出版を考えて企画案をもって出版社を数社まわったのですが結果はNOでした。
インターネットでUPすれば写真の悪用もありますし・・・大変困ってます。私のブログでは鉄道記念日に1日だけ宮松金次郎さんの写真をUP7してます。
いまは、これが限界と言うところです。
投稿: 朝比奈 ひなた | 2014年1月17日 (金曜日) 09時46分
こんばんは。
昨年からはまった戦前の蒸気機関車及び雑誌「鐡道趣味」。
私の年代からはまったく縁のない時代の鉄道にこれ程まで魅かれるとは、昨年の夏たまたま入手した「鐡道趣味社」販売の写真がきっかけなんです。
その写真の殆ども「宮松金次郎」氏撮影のものだと思います。
カメラ所有者なんかほとんどいない当時、それも鉄道(蒸機他)を撮影していた方宮松金次郎先生に敬意を表したいです。(生前にお会いしたかったです。)
朝日奈様ブログにたどり着け、今年は期待出来そうで今からわくわくしています。
宜しくお願い致します。
出版社までまわられても無理だったとは非常に残念ですね。前回のコメントで名取氏のお名前出しましたが、RM(レイルマガジン)社にも問い合せされたのでしょうか?ご存知かとも思いますが、「鐡道趣味」「鐡道」の2誌関連の名取氏記事が2年前の掲載ですがネット検索で見れます。機会考え一般公開を考えていると有りましたので便乗出来そうですが。
名取氏を知っている知人が何人かいますので、すぐには無理かも知れませんが、連絡とってもらう事は可能だと思います。
雑誌もですが、それ以上に「宮松金次郎」先生の写真等資料ともなれば「鉄道博物館」クラスです。ぜひ展覧会規模での一般公開して頂きたいものです。
微力ではありますが是非協力したいです。
他に関西の「ないねん出版」岩堀春夫氏が戦前鉄道関連の出版を積極的にされてますのでRM誌程規模大きくないですが、眠らすよりはよいかも知れません。
私としては最終的に今度出来る京都の鉄道博物館に展示保存し後世まで半永久に残されるべき資料だと考えます。(平凡な地方マニアに何も力ありませんが)
長々勝手なこと書きまして申し訳有りませんでした。
投稿: hs777 | 2014年1月19日 (日曜日) 21時33分
hs777 さま。書き込みありがとうございます。
RMマガジンの名取さんは宮松さんと仲良しの関係なんですよ。
しかし、実際に単独の本になると戦前の車両に興味がある購買層が狭く、販売するのは大変に難しいのが現状です。また持ち込み企画は出版社なかなか受け入れてはくれないもので苦労しています・・・。
宮松さんからの写真い関する委任状のあるのですが難しいですね。
また大宮の鉄道博物館に寄付することも宮松さん考えたのですが博物館側から拒否されてしまい・・・。これから先が頭が痛いところです。
戦前の大切な資料が散らばってしまいそうで・・・どうにか「宮松金次郎」と言う名前だけでも知名度を上げる努力をしています。それが私の限界と言うところです。
投稿: 朝比奈 ひなた | 2014年1月20日 (月曜日) 18時17分
こんばんは。
そうですね、今の時代もうけなしでの出版は無理なのでしょうね。
「蒸機時代」のプレスアイゼンバーン社は如何ですか。
ここはかなりマニアチックで、売上より稀少性重視の出版物多いですが。いろいろあたられている様ですのでここも同様の扱いかも知れませんね。
私のブログ掲載写真の一部ですが「戦前蒸機」、30年代初頭の「C62さちかぜ」にもほとんど反応有りません。
特に「鐡道趣味」の情報はまったく来ません。
私の知人で「西尾克三郎」氏と交流のあった方いますが、この方特に地元(岡山他、中国地方)の昭和30年代からの蒸機関連鉄道の8ミリを編集DVD化し作品にされ今、後世に残す方法に苦労されています。
図書館とか博物館等官公庁施設だと数年後の引継ぎ者に不安あり(転勤、転属ある為)。
業者の販売だと安易に海賊版の流出、など良い案がないのが現状とのことでした。
「鉄道友の会」等には相談されたことあるのでしょうか。
RMが無理でも「蒸気機関車ex」のイカロス出版も読者多いので協力して貰えないのでしょうかね。
ところで個人的なお願いですが、資料の一部でも拝見させて頂くことは可能なのでしょうか。東京方面にはほとんど行く機会ないですが可能ならば是非お願いします。
投稿: hs777 | 2014年1月20日 (月曜日) 21時43分
hs777 さん。書き込みありがとうございます。写真の件ですが、あくまでも保管は宮松家が担当されているので了承を取る必要があります。ただ2月5日にわたしのブログ「鐡道趣味」宮松金次郎さん本人の写真を公開します。
映っている機関車も面白いものです。お楽しみに。
投稿: 朝比奈 ひなた | 2014年1月21日 (火曜日) 18時05分
「鐵道趣味」誌そのものが入手が難しいので、復刻・愛蔵版の形でも入手できるようになれば、より日本の鉄道趣味の始祖として理解が深まると思うんですがね
投稿: a | 2021年2月18日 (木曜日) 23時07分