まるで遊園地だよ! ナローな北勢線に乗ってみよぉー!!
前回までの鐡道趣味わぁ(*゚▽゚)ノ
お金が無いのに無理やり旅行する気になった朝比奈さん
旅行行程を30時間に無理やりに詰め込んだヘンテコな計画
したよー。 新宿駅から中央本線を西に向かって名古屋を到
着。しかも名古屋市営レトロ電車館で遊んできたよヽ(´▽`)/
http://harumi-sta.cocolog-nifty.com/khk/2018/02/post-ac41.html
↑名古屋市営レトロでんしゃかん館のお話しはこちら↑
さてさて、お次はどちらに参りませうか(o・ω・)ノ))
名古屋市営地下鉄鶴舞線の赤池駅から急いで名古屋駅へ
戻ります。赤池駅発14:30に乗って再び伏見駅へ向かうよ。
そして、伏見駅では怒涛の2分乗換で東山線に乗って名古
屋駅に15:00に到着しました。 まだまだ油断できない
ここから名古屋駅構内を小走りに大移動するよー(*゚▽゚)ノ
名古屋駅構内を息を切らせながら移動すること5分で近鉄
名古屋駅まで来ました。ここから西へは久しぶりの近鉄特
急さんを利用して移動しますよー(≧∇≦)
腕時計を見るよ15:06だよー。出発の予定の時間まで4分
だよ とにかく時間がないので大急ぎで自動券売機で
特急券を買いました。どの席になるか運命しだい。とにかく
急いで特急ホームへ行くよぉ(;´д`)トホホ…
そんな訳で今回乗車する近鉄特急電車は(*゚▽゚)ノ
近鉄名古屋駅15:10発の伊勢志摩ライナー(賢島行き)
特急乗車券を見るとねー。ひなたさんが乗るのは6号車で
した。つまり先頭車だよ(*´▽`*) (*´▽`*) (*´▽`*)
【↑ひなたさんの移動経路 赤池駅→桑名駅】
どうにか間に合った伊勢志摩ライナーさんに乗車して一路
西へ向かいます。近鉄名古屋駅を定刻通り15:10に滑るよ
うに走りだしました。ここから近鉄はJR関西本線と並行して
走ります(゚▽゚*)
途中にはたぶん日本一低い地上駅の近鉄弥冨駅(JR弥冨
駅は海抜-0.93mだよ)を通過します。すると直ぐに大きな木
曽川・揖斐川を超えていくよー。川を超えれば愛知県をサヨ
ナラして三重県に入ります(≧∇≦)
さてさて、ひなたさんが乗る伊勢志摩ライナーさんには!!
だれでも楽しめる展望室があります。ちょうど運転席の後ろ
には自由に見学できるスペースがあるのですよー(*゚▽゚)ノ
この場所はデッキ(客室とは扉で区切られている場所)なの
で人目を気にしないで楽しめます。運転士さんは辛いかも。
でもでも、凄く面白い構造だと思います(*゚▽゚)ノ
ちなみに~ひなたさんは車内検札が終わってからねぇ!!
この場所でずっと景色を楽しんでおりました(≧∇≦)
この展望室は見た目以上に視界が広く明るくて感動です。
特に木曽川&揖斐川の長い橋を越えていく時には感動し
ます。座席で景色を見るより大迫力だよ(*´ω`*)(*´▽`*)
さて、名古屋駅を出発して初めに停車駅するのは三重県
の桑名駅です。桑名駅には15:26に到着します。そして
ひなたさんはココで降りるのです。Σ( ̄ロ ̄lll)
たった1駅間(約23.7km)の為に名古屋駅を息を切らせて
移動して高価な特急券510円を支払い伊勢志摩ライナー
に乗った阿保な朝比奈さんだったのでした。
だってー凄く乗りたかったのよー(v^ー゜)ヤッタネ!!
そんな訳で・・・定刻通りに15:26に桑名駅に到着してしまい
ました。近鉄名古屋駅から僅か16分の豪華な伊勢志摩ライ
ナーの旅終了でございます。ちなみに桑名駅で降りた人は
数人だけでした。やっぱりねぇ il||li _| ̄|○ il||li
はぁ~もっと乗りたいけど乗換だから仕方ないのです
そして乗換時間がまたまた無いのです。桑名駅から改札を
抜けて徒歩300m。まずは再び息を切らせて小走りで移動
します。次の電車の出発時間は15:35発。わずか9分乗換。
息を切らせて300mを移動して腕時計を見たら15:31だよ。
残り時間は4分だよー。もう大急ぎで息を切らせて改札の
おじさんに・・・「はぁ・・はぁ・・・一日・・・一日乗車券を・・・
下さいませ」と変な事を口走りながら切符を買いました!!
ここは三岐鉄道北勢線の西桑名駅でございます(*゚▽゚)ノ
日本で数少ないナローゲイジと呼ばれる線路の幅が異常
に狭い鉄道さんなのです。まるで遊園地の乗り物みたいな
おとぎの電車が走っていますよー。
【↑北勢線の線路 幅が凄く狭い762mmなんだよー】
1日乗車券を買ったのでホームへ行くと遊園地にあるような
不思議な電車がお出迎えしてくれます。色は伊勢志摩ライ
ナーさんと同じだけどねぇ。全然違うよー。まず小さい!!
凄く小さいよー。そして線路の幅が異常に狭いよー。
ここで線路の幅のお話しを少しするねぇ(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ
※注意 日本国内での場合だよー(*゚▽゚)ノ
普通の線路の幅は(標準軌)は1067mm。 これはJR線と
か多くの私鉄が採用しています。 この線路幅を日本では標
準軌と呼びます。この標準軌の線路の幅より広い物が広軌
狭い物が狭軌と難しい言葉で言うよー(*゚▽゚)ノ
広軌の代表が新幹線・京浜急行・阪急・阪神。・西鉄さんな
どの線路幅が1435mm。また、同じく広軌でも幅が違う代
表が京王帝都・都電さん。線路幅が1372mmで別名で馬
車道ゲージとも言われる線路幅だよー。
さてさて、朝比奈さんが来た北勢線は線路の幅が762mm
と言う広軌の約半分ちょっと狭い線路幅を使用しています!
※世界の基準でみると違うから注意してねぇ。
世界の鐡道から見ると1435mmが標準軌になるんだよー。
ここは注意してくださいねぇφ(・ω・ )メモメモ
さてさて、難しい話は頭が痛くなるのでココで終わりにして。
楽しい北勢線の旅にお出かけいたしませう。ひなたさんが
買った1日乗車券は北勢線と川向うを走る三岐鉄道三岐
線の両方が乗れるお得な乗車券です。
運賃は大人1,100円 子ども600円 乗るなら便利な1日
券が絶対にお得だよーヽ(´▽`)/
そして、この北勢線は無人駅が多いのですが超近代化が
進んで自動改札が全駅に設置されています。 なので1日
乗車券で乗り降りする時には自動精算機横のインターホ
ンで係の人を呼び出します。そして1日乗車券の日付を読
み取るカメラが付いた台に乗せて確認してもらいます。
OKなら改札を通れる仕組みなんだよー。
これなら人件費の経費削減できて経営に優しいよねえー。
さぁ~あさひなさんを乗せた北勢線の電車さんは定刻通りに
西桑名駅を15:35に出発しました。一路終点の阿下喜駅へと
向かいます。時間がない旅なので往復して終わりになりそう。
それでも線路幅が狭いナローゲージの電車なので横に上下
にグラグラ揺れながら電車は進みます。 終点の阿下喜駅ま
では約57分距離では20.4kmなかなかの長旅です。
ひなたさんが乗っている電車は北勢線270形電車さん(゚▽゚*)
昭和52年(1977)に当時は近鉄の路線だったので近鉄車輌
で作られました。1両が15mというナローゲイジでは超大型
しかも、途中からは冷房も設置された3両編成の車両さん!
車内はロングシート。最高時速は75km/hだせるけど線路
の関係で最高時速は45/kmとのんびり走るよー。
最近の北勢線は営業努力もあって4両編成も好評運転して
います。ひなたが乗った時間は中学・高校生の帰宅時間で
車内はとても賑やかでした。がんばれ北勢線!!
【三岐鉄道 北勢線のあさひなオリジナル路線図だよ】
さて、電車に揺られてご満悦な朝比奈さんでしたがぁ・・・・・。
少しだけ困ったことがありました。車内に路線図が無い
だから次の駅とか確認するのが凄く大変だったよー。できた
ら車内に路線図が欲しいなぁ(*´v゚*)ゞ
そうそう北勢線は単線なので上下線をすれ違いをする場所
があるけど駅名を確かめるのに苦労したよー。お蔭で交換
駅の場所が不明になってしまった。 それでも終点までには
3回も行き違いしたよ。と言うことは電車の運行本数も多い
って証拠だよねー。
さてさて、楚原駅を出発した頃から急激に気温が下がりだし
て空は白く曇り空だったのがぁ・・・雪が降りだしたよー!!
えっ・・・雪・・・しかも・・・三重県でぇ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
【↑阿下喜駅に停車する172 - 147 - 272編成電車さん】
さて、西桑名駅から約57分で終着の阿下喜駅に16:32に
到着しました。降り立った駅は想像以上に豪華しかも綺
麗で素敵な木造駅舎でしたよ! お洒落だよねぇー(゚▽゚*)
この阿下喜駅は平成18年(2006)完成したバリアフリー化し
た駅です。駅には待合室・お手洗いなど用意されています。
また駅のすぐ横にはセブンイレブンもあるよ。凄い田舎の駅
と思ったらΣ( ̄ロ ̄lll) ひなたの予想を完全に覆す。 豪華
な郊外の駅でした。この駅前からは三重交通さんのバスも
出発していますよー。
ちなみに、阿下喜駅から三岐鉄道伊勢治田駅まで徒歩30分。
タクシーも駅まに停車しているから1日乗車券を持っていれ
ば両線を効率よく乗ることも出来るよー。
ひなたならタクシーかなぁ???
さて、最果ての阿下喜駅。そのホームから面白そうな電車
さんが駅横に展示されているのが見えました。凄く古そう。
阿下喜駅から雪ふる道を少し歩いていってみよぉ(≧∇≦)
それにしても雪の降りかたが厳しいよー試されている感じ。
なんだか雪が強くなってきたけど負けないで歩いて行くと!
そこは「軽便博物館」という小さな施設がありました。ここは
毎月第一第二日曜日に開設している小さいな市民博物館。
もちろん来た日が平日だったので閉まっていますが、とても
古い電車さんは外で佇んでいますよ
【↑旧北勢電気鉄道モハニ50形電車さん】
軽便鉄道博物館で展示されているモ二220形電車さん
この北勢電鉄モハニ50形電車さんは昭和6年(1931)に北
勢線全通に合わせて6両作られました。大きささは約11m
幅約2mとても小さな電車さんです。 その後、北勢電気鉄
道は昭和19年(1944)には三重交通に合併されました。そ
の時に名前をモ二220形と変えます。 そして昭和40年に
は近鉄へと名前を変えながらも頑張って走り続けました。
そして平成4年(1992)に引退するまで約60年間も活躍!!
その後は四日市スポーツランドにて静態保存されていたけ
ど大切にはされなくて、平成23年(2011)に阿下喜駅前で綺
麗にされて展示されています(≧∇≦)
とても貴重な軽便鉄道の電車さんです(*゚▽゚)ノ
そうそう後ろに見えた腕木式信号機はJR名松線から来た
物だそうです。名松線・・・良く考えたら全線乗ったコトがよ
本当に凄い路線でした。 そのとき腕木式信号機を見た気
がするよ。もしかしたらあの時のかしら。
などと思うと世の中狭いよねぇ~Σ( ̄ロ ̄lll)
さて、楽しい時間は直ぐに終わってしまいます。急いで西桑
名駅に戻ります。そんな訳で乗ってきた電車で逆戻りです。
阿下喜駅16:45発で西桑名駅へと逆戻り。しかも雪は降り
続ける悪天候。しかも、とにかく寒い。もう~北関東っか!
と思うばかりの寒さです。少なくても宇都宮より寒い気がす
るよーΣ(゚□゚(゚□゚*)
雪の中、阿下喜駅で遊んでいた為に身も凍る寒さにやられ
て車内で身動きせず温まっておりました。かなり復活したの
で車窓を見てみみたら遠くまで続く田園地帯が幻想的に広
がり不思議な風景でした。
こんな田畑を縫いながら北勢線は走ります。さすがに17時
に近づいてきたので夕暮れ時になってきました。新宿駅から
半日で良くココまで来たもんだと思いますよー。
なんだか少し眠くなってきたけど、ここでお目当ての電車さん
と遭遇しました。交換駅の東員駅で先に停車していたら夕暮
れに颯爽とクリーム色と緑のツートンカラーの素敵な電車さん
がやってきましたヽ(´▽`)/
北勢線の人気者電車さん。北勢220形電車の登場だよー!
流線形スタイルがかっこ良い。この電車さんは三重交通時代
の昭和34年(1959)に造られた歴史ある電車さんで現役で走
っています。いまは北勢線100周年を記念した時の三重交通
時の塗装で走っています。本当はこの電車に乗りたかったけ
ど時間がないので今回は見るだけに終わっちゃった
ただ往復しただけの北勢だったけど凄く面白かったよぉ!
実は北勢線に乗るのは2回目でした。前回は近鉄時代に
大学の先輩につれられて来ていました。
だから変わった所など見ながら考え深かったですねぇー
そんな訳で西桑名駅に17:41に到着しましたがぁ。またまた
乗り換えで大忙しです。 今度の乗り換え時間は僅か6分!
えっ・・・6分Σ( ̄ロ ̄lll) Σ( ̄ロ ̄lll) これから桑名駅に戻
って&切符も買って&ホームへ移動するのに僅か6分だよ。
アブネ━━Σ(゚д゚;)━━!!!!
そんな訳で超特急で移動する朝比奈が
西桑名駅からお伝えしました┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
さてさて(*゚▽゚)ノ
今日の6:00に出発した30時間早まわりの小さな旅( ̄▽ ̄)
現在の時刻は17:41(*゚▽゚)ノ 残り時間 あと18時間19分
p.s.
↓この2018年冬旅行の始まりの記事はこちらからだよぉ↓
http://harumi-sta.cocolog-nifty.com/khk/2018/02/5-0ce6.html
↓このお話しの続きはこちらだよぉ↓
http://harumi-sta.cocolog-nifty.com/khk/2018/03/--b0ee.html
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